サイバーエージェントへの転職|志望動機の例文と選考対策
サイバーエージェントへの転職を検討しているものの、
- 志望動機には何を書けばいい?
- 「なぜサイバーエージェントなのか」をどう伝えればいい?
- 自分の経験をどのようにアピールすればいい?
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
サイバーエージェントは、「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを掲げ、インターネット広告、ゲーム、ABEMAを中心とするメディア&IPなど、幅広い事業を展開しています。
また、人材を重要な競争力と位置づけており、Mission Statementでは「年功序列は禁止」と明記するなど、若手への権限移譲や挑戦を後押しする組織づくりを進めています。
そのため志望動機を考える際は、単に「成長できそうだから」「有名なIT企業だから」といった理由だけではなく、サイバーエージェントの事業や企業文化を理解したうえで、自分の経験・強みを入社後にどう活かしたいのかを整理することが重要です。
この記事では、サイバーエージェントの公式情報をもとに企業・採用の特徴を整理しながら、中途採用で使える志望動機の考え方や職種別の例文、面接・選考対策を分かりやすく解説します。
サイバーエージェントとは?会社概要と特徴
サイバーエージェントは、1998年に設立されたインターネット企業です。
インターネット広告事業から成長し、現在は「ABEMA」を中心とするメディア&IP事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業など、幅広い事業を展開しています。
転職を検討するうえで押さえておきたい特徴を見ていきましょう。
① 平均年収
サイバーエージェントの2025年9月期の平均年間給与は、913万8,000円です。
前年度の882万2,000円から上昇しています。
ただし、平均年間給与は中途採用時の提示年収を示すものではありません。実際の給与条件は、応募する職種や経験・スキルなどによって異なるため、求人ごとの募集要項を確認することが重要です。
② 事業領域
サイバーエージェントは、主に以下の事業を展開しています。
・メディア&IP事業
・インターネット広告事業
・ゲーム事業
・投資育成事業
「ABEMA」を中心とするメディア&IP事業に加え、インターネット広告やゲームなど、複数の事業を展開していることが特徴です。
近年はオリジナルIPの創出にも力を入れており、グループの事業を連携させながらさらなる成長を目指しています。
転職では「サイバーエージェントに入りたい」という企業単位の視点だけでなく、どの事業・職種で自分の経験を活かしたいのかまで具体化しておくことが大切です。
③ 文化・人材育成
サイバーエージェントは、人材を重要な競争力と位置づけています。
Mission Statementでは「若手の台頭を喜ぶ組織で、年功序列は禁止」と明記されており、公式サイトでも若手人材への権限移譲を積極的に行っていると説明されています。
また、「挑戦した敗者にはセカンドチャンスを」という考え方も掲げており、社員の挑戦を後押しする文化を大切にしています。
実際に2025年度の従業員構成を見ると、20代が33.2%、30代が42.0%で、20〜30代が全体の約75%を占めています。
そのため転職を検討する際は、単に「実力主義の会社」と捉えるのではなく、自ら考えて行動し、変化の大きい環境で挑戦していく働き方が自分に合っているかを考えることも重要です。
④ AI・テクノロジーへの取り組み
サイバーエージェントは、AIやデータを活用したサービス・事業開発にも取り組んでいます。
例えばデジタルマーケティング領域では、AIを活用した広告クリエイティブ制作のほか、AI技術の研究開発を行う「AI Lab」や、データサイエンティストが所属する「Data Science Center」などの専門組織を設けています。
また、メディア&IP、インターネット広告、ゲームなど、それぞれの事業領域に応じたデータ専門組織も展開しています。
このようにサイバーエージェントは、インターネット広告だけではなく、メディア&IP・ゲーム・AI・データなど幅広い領域でテクノロジーを活用している企業です。
サイバーエージェントへの転職を検討する際は、他の広告・デジタル領域の大手企業と比較して、自分に合った企業を検討するのも一つの方法です。
サイバーエージェントの求人情報・募集職種と年収目安
サイバーエージェントでは、インターネット広告、メディア&IP、ゲームなど、複数の事業領域でキャリア採用を行っています。
キャリア採用は事業部ごとに行われており、関連会社でもそれぞれ求人が募集されています。
そのため、転職を検討する際は「サイバーエージェント」という会社名だけでなく、どの事業・会社・ポジションに応募するのかまで確認することが重要です。
① 主な募集職種
キャリア採用では、時期によって募集状況は変わりますが、エンジニアやビジネス、クリエイティブなど幅広い職種があります。
例えば、以下のような職種が転職先の候補になります。
■ エンジニア系
・ソフトウェアエンジニア
・バックエンドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・機械学習・AI関連
・データ関連 など
メディアや広告、ゲームなど、配属される事業によって担当するサービスや求められる技術も異なります。
■ ビジネス系
・営業
・マーケティング
・事業開発
・プロデューサー
・プランナー など
インターネット広告だけでなく、ABEMAをはじめとするメディア&IPやゲームなど、さまざまな事業に関わるポジションがあります。
■ クリエイティブ系
・UI/UXデザイナー
・アートディレクター
・映像・コンテンツ関連
・ゲームクリエイター など
サービスやプロダクトによって仕事内容が大きく異なるため、自分の経験やスキルと募集要件が合っているかを確認しましょう。
② 中途採用の年収はポジションによって異なる
サイバーエージェントの中途採用では、すべての職種に共通する一律の年収が設定されているわけではありません。
前述したとおり、2025年9月期の平均年間給与は913万8,000円ですが、これはサイバーエージェント単体の従業員全体の平均値です。
中途採用時に913万円前後の年収が提示されるという意味ではありません。
実際の給与条件は、応募する事業・職種・ポジションや、これまでの経験・スキルなどによって異なるため、応募前に個別の募集要項を確認することが大切です。
特にサイバーエージェントでは、事業部や関連会社ごとにキャリア採用が行われているため、同じ「エンジニア」「営業」「デザイナー」でも仕事内容や応募条件が異なる場合があります。
③ 求人を見るときに確認したいポイント
サイバーエージェントへの転職を検討する際は、年収だけで判断するのではなく、
・採用企業・事業部
・具体的な仕事内容
・必須・歓迎スキル
・給与条件
・勤務地・働き方
・自分の経験を活かせるか
まで確認しておきましょう。
特に中途採用では、自分のこれまでの経験と募集ポジションとの接点を整理することが、応募先を選ぶうえで重要です。
公式のキャリア採用ページで現在の募集職種を確認したうえで、転職サービスなども利用しながら、自分の経験に合う求人を比較するとよいでしょう。
サイバーエージェント転職の面接フローとよく聞かれる質問
サイバーエージェントの中途採用では、応募する事業部・子会社・職種などによって選考フローが異なります。
そのため、「面接は必ず○回」「Webテストが必ずある」と一律に考えるのではなく、応募する求人の選考情報を確認することが重要です。
① 中途採用の選考フロー
サイバーエージェントのキャリア採用では、事業部や子会社によって選考フローが一部異なります。
実際の中途採用の選考体験談を見ると、
・1次面接 → 2次面接 → 最終面接
・1次面接 → Webテスト・筆記テスト → 最終面接
・カジュアル面談 → 1次面接 → 最終面接
など、複数の選考パターンが確認できます。
面接回数や適性検査の有無などは応募するポジションによって異なる可能性があるため、実際に応募する際は最新の募集要項や採用担当者からの案内を確認しましょう。
② 面接で聞かれる質問は?
サイバーエージェントが中途採用の全職種について「必ずこの質問をする」と公表しているわけではありません。
一方、過去の中途採用の選考体験談では、以下のようなテーマについて質問された事例があります。
・転職を考えたきっかけ
・転職活動で重視していること
・これまでの仕事で出した成果や実績
・成果を出すまでに直面した課題や困難
・これまでの経験を今後どのように活かしたいか
・なぜサイバーエージェントを志望するのか
・仕事に対するモチベーション
応募する職種によって質問内容は異なりますが、「転職理由」「これまでの経験・実績」「志望理由」「今後のキャリア」は整理しておくとよいでしょう。
特に、自分が出した成果については結果だけでなく、
「どのような課題があったのか」
「自分がどのように考えて行動したのか」
「その結果、何が変わったのか」
まで具体的に説明できるようにしておくことが大切です。
③ 「なぜサイバーエージェントなのか」を整理する
志望動機を考える際は、「IT業界で成長したい」「若いうちから挑戦したい」といった理由だけで終わらせないことが重要です。
サイバーエージェントは、「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを掲げ、インターネット広告、メディア&IP、ゲームなど複数の事業を展開しています。
また、Mission Statementでは「能力の高さより一緒に働きたい人を集める」「若手の台頭を喜ぶ組織で、年功序列は禁止」といった考え方も示されています。
そのため、
「なぜサイバーエージェントなのか」
「なぜその事業・職種なのか」
「これまでの経験を入社後どのように活かせるのか」
をつなげて説明できるようにしておくと、志望動機にも一貫性を持たせやすくなります。
④ 過去の選考体験談も参考にする
公式の採用情報では、募集要項や企業の考え方を確認できますが、実際の面接で過去にどのような質問がされたのかまでは分からないことがあります。
そのため、選考対策では公式情報を基本としながら、過去の選考体験談を補足的に確認するのも一つの方法です。
ONE CAREER PLUSには、サイバーエージェントの中途採用に関する選考体験談が掲載されており、職種ごとの選考フローや過去に聞かれた質問などを確認できます。
ただし、選考内容は応募時期・職種・事業部などによって異なります。
過去と同じ質問が出ると考えるのではなく、想定質問を広げ、自分の経験や志望理由を整理するための参考情報として活用しましょう。
職種別|サイバーエージェントの志望動機例文
サイバーエージェントへの志望動機を作る際は、企業の知名度や「成長できそう」といった理由だけではなく、自分の経験と応募する事業・職種を具体的につなげることが重要です。
サイバーエージェントは、インターネット広告、メディア&IP、ゲームなど複数の事業を展開しており、AIをはじめとするテクノロジーの活用にも力を入れています。
そのため、志望動機では次の3点を整理しておくとよいでしょう。
・なぜサイバーエージェントを志望するのか
・これまでどのような経験・実績を積んできたのか
・その経験を応募する事業・職種でどう活かしたいのか
ここからは、職種別に志望動機の例文を紹介します。
※以下はあくまで例文です。実際に使用する際は、応募する求人の仕事内容や募集要件を確認し、自分自身の経験・実績に置き換えて作成してください。
① 広告営業職の志望動機例文
私はこれまでデジタル広告の営業として、クライアントの課題をヒアリングし、広告施策の提案から実施後の効果検証まで携わってきました。
その中で、広告枠や個別の施策を提案するだけではなく、データやテクノロジーを活用しながら、クライアントの事業成長につながるマーケティング支援に携わりたいと考えるようになりました。
貴社はインターネット広告事業において、マーケティング戦略やプロモーションの立案・提案に加え、AI・DXなどのテクノロジーを活用した課題解決にも取り組んでいます。そのような環境で、これまで培ってきた顧客折衝力や広告運用に関する知識を活かしながら、より幅広い視点からクライアントの課題解決に取り組みたいと考え、志望しました。
入社後は、クライアントの課題を正確に捉え、広告やデータ、テクノロジーを組み合わせた提案を通じて、クライアントの事業成長に貢献したいと考えています。
② エンジニア職の志望動機例文
私はこれまでIT企業でエンジニアとして、システムの設計・開発・運用に携わってきました。
特に、利用者や顧客の課題を整理し、システムの改善や安定稼働につなげる業務に取り組んできた経験から、今後はサービスや事業の成長により近い立場で技術を活かしたいと考えています。
貴社はメディア&IP、インターネット広告、ゲームなど幅広い事業を展開し、AIを含む新しい技術の研究開発と実用化にも取り組んでいます。また、技術者の評価において技術力だけでなく、オーナーシップやフォロワーシップも重視している点に魅力を感じています。
これまで培ってきたシステム開発・運用の経験や課題解決力を活かし、担当するサービスの安定性や利便性の向上に取り組むとともに、事業やユーザーにとって価値のあるサービスづくりに貢献したいと考え、志望しました。
③ クリエイティブ職の志望動機例文
私はこれまで広告クリエイティブの制作に携わり、Web広告やSNS向けコンテンツの企画・制作を通じて、ユーザーの反応や広告効果を意識したクリエイティブ改善に取り組んできました。
経験を重ねる中で、感覚だけに頼ったクリエイティブ制作ではなく、データやテクノロジーも活用しながら、より効果的な表現を追求したいと考えるようになりました。
貴社では、インターネット広告領域においてAIを広告クリエイティブの制作や効果予測などに活用しており、テクノロジーとクリエイティブを組み合わせた取り組みを進めています。
これまで培ってきた企画・制作の経験を活かしながら、データやAIも取り入れた新しいクリエイティブのあり方を学び、ユーザーに届くだけでなく、クライアントの成果にもつながるクリエイティブを生み出したいと考え、志望しました。
④ IT営業・DX関連職の志望動機例文
私はこれまでIT営業として、顧客の業務課題をヒアリングし、システムやITサービスを活用したソリューション提案に携わってきました。
その経験から、既存サービスを提案するだけではなく、顧客の事業や業務そのものを理解したうえで、デジタル技術を活用した課題解決により深く関わりたいと考えるようになりました。
貴社はインターネット広告で培ったデジタル領域の知見や技術を活かし、AI・DX領域にも取り組んでいます。小売・行政・医療をはじめとするさまざまな領域でデジタル化を支援している点に魅力を感じています。
これまで培ってきた顧客折衝力やITに関する知識を活かし、顧客の課題を的確に捉えながら、AIやデジタル技術を活用した課題解決を提案できる人材として貢献したいと考え、志望しました。
志望動機は自分の経験に置き換えることが重要
上記の例文をそのまま使用するのではなく、実際の志望動機では自分自身の経験や実績を具体的に入れることが重要です。
例えば、
「広告営業として○年間、○○業界を担当した」
「システム改善によって処理時間を○%削減した」
「担当した広告施策でCV数を○%改善した」
など、自分が実際に取り組んだ内容や成果を盛り込むことで、志望動機に具体性を持たせやすくなります。
さらに、サイバーエージェントの公式採用サイトや社員インタビュー、応募する事業・職種の募集要項を確認し、
「自分の経験」→「サイバーエージェントを選ぶ理由」→「応募する職種」→「入社後の貢献」
につながるように整理すると、説得力のある志望動機を作りやすくなります。
サイバーエージェントの志望動機で失敗しないために
サイバーエージェントの志望動機を作る際は、企業の知名度や「成長できそう」「若手でも挑戦できそう」といった理由だけで終わらせないことが大切です。
これまで紹介した企業・採用情報を踏まえながら、
・なぜ転職したいのか
・なぜサイバーエージェントなのか
・なぜその事業・職種なのか
・これまでの経験や強みをどう活かせるのか
・入社後にどのような仕事に取り組みたいのか
を一つの流れとして整理してみましょう。
特に、**「自分の経験」→「転職理由」→「サイバーエージェントを選ぶ理由」→「入社後の貢献」**につながりがあるかを確認すると、志望動機に一貫性を持たせやすくなります。
また、応募する事業や職種によって仕事内容・求められる経験は異なります。志望動機を完成させる前に、実際に応募する求人の募集要項や公式の採用情報を確認し、自分の経験との接点を具体化しておきましょう。
第三者に志望動機を確認してもらう方法もある
志望動機を自分だけで作成していると、企業研究が不足していたり、自分では伝わると思っている経験が相手には伝わりにくかったりすることがあります。
そのため、応募前に第三者に読んでもらい、
・転職理由と志望動機につながりがあるか
・「なぜサイバーエージェントなのか」が伝わるか
・自分の経験・実績が具体的に書かれているか
・応募する職種との接点が明確になっているか
を確認するのも一つの方法です。
自分で添削するのが難しい場合は、転職エージェントなどのキャリア支援サービスを利用し、志望動機や面接対策について相談する方法もあります。
最後に、この記事で紹介した例文はそのまま使用するのではなく、自分自身の経験・実績と、実際に応募するポジションの仕事内容に合わせて書き換えることが重要です。
サイバーエージェントの公式採用情報や募集要項を確認しながら、自分だからこそ伝えられる志望動機を作っていきましょう。




