TOPPANとDNPはどっちがいい?年収・将来性・転職難易度を比較
TOPPANとDNP(大日本印刷)は、どちらも印刷業界を代表する企業ですが、
・「転職するならTOPPANとDNPのどっちがいい?」
・「年収が高いのはどっち?」
・「将来性や事業内容にはどんな違いがある?」
・「転職難易度や選考に違いはある?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
TOPPANとDNPは印刷を中心に事業を拡大してきた企業ですが、現在はデジタル、半導体関連、エレクトロニクスなど幅広い分野で事業を展開しています。
転職先として比較する場合は、年収だけでなく、事業内容や将来性、募集職種、働き方なども確認することが大切です。
この記事では、TOPPANとDNPの年収・事業内容・将来性・転職難易度などを比較し、それぞれの違いを分かりやすく紹介します。
TOPPANとDNPの年収比較
TOPPANとDNPへの転職を検討するうえで、気になるポイントの一つが「年収の違い」です。
最新の有価証券報告書をもとに、TOPPAN株式会社と大日本印刷株式会社(DNP)の平均年間給与を比較すると、以下のとおりです。
TOPPANとDNPの平均年収
| 企業 | 平均年間給与 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| TOPPAN株式会社 | 約780万円 | 42.9歳 |
| 大日本印刷(DNP) | 約861万円 | - |
※2026年3月期の有価証券報告書をもとに作成。平均年間給与には賞与や基準外賃金が含まれます。
2026年3月期では、TOPPAN株式会社の平均年間給与は779万7,990円です。
一方、大日本印刷株式会社(DNP)の平均年間給与は861万246円となっており、単純に平均年間給与を比較するとDNPがTOPPAN株式会社を約81万円上回っています。
ただし、この数字だけを見て「DNPの方が待遇が良い」と判断するのは適切ではありません。
平均年間給与は、従業員の年齢や職種、役職などの構成によって変わります。また、会社全体の平均値であり、中途採用者の入社時の年収を示すものでもありません。
そのため転職先として比較する場合は、平均年収だけでなく、実際に応募する職種・ポジションの給与条件まで確認することが重要です。
TOPPANの年収を見るときは対象法人に注意
TOPPANの年収を調べる際には、TOPPANホールディングス株式会社とTOPPAN株式会社を区別する必要があります。
2026年3月期のTOPPANホールディングスの平均年間給与は868万2,435円ですが、これは持株会社単体の数値です。
一方、事業会社であるTOPPAN株式会社の平均年間給与は779万7,990円となっています。
本記事では、転職先として両社を比較するという目的から、TOPPANについては事業会社であるTOPPAN株式会社の平均年間給与を掲載しています。
なお、中途採用時の給与は応募するポジションや経験・スキルなどによって異なるため、実際の求人情報もあわせて確認しましょう。
TOPPANとDNPの違い【結論】
TOPPANとDNPは、どちらも印刷で培った技術を起点に、デジタル・セキュリティ、パッケージ、エレクトロニクスなど幅広い分野へ事業を拡大しています。
そのため、「TOPPANは○○、DNPは○○」と単純に分けるのではなく、それぞれの事業構成や強みを比較することが重要です。
大きく見ると、TOPPANは「情報ソリューション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の3分野、DNPは「スマートコミュニケーション」「ライフ&ヘルスケア」「エレクトロニクス」の3部門で事業を展開しています。
両社には共通する領域も多いため、転職先として比較する場合は、会社全体のイメージだけでなく、自分が携わりたい事業や職種、実際の募集ポジションまで確認することが大切です。
TOPPANとDNPで迷っているなら
TOPPANとDNPは事業領域が重なる部分も多いため、会社の特徴を比較しただけでは「自分にはどちらが合っているのか」と判断しにくいこともあります。
転職先を考える際は、企業の知名度やイメージだけでなく、これまでの経験を活かせる仕事があるか、実際の求人まで確認して比較することが大切です。
また、TOPPANとDNPだけに選択肢を絞らず、自分の経験からどのような企業や職種を目指せるのか考えてみる方法もあります。
自分だけでは転職先を整理しにくい場合は、転職エージェントに相談してみるのも一つの選択肢です。
type転職エージェントでは、これまでの仕事内容や希望条件をキャリアアドバイザーに相談できます。
TOPPAN・DNPを含め、自分の経験に合う転職先を比較してみたい方は確認してみてください。
TOPPANの特徴
① 情報ソリューションからエレクトロニクスまで幅広く展開
TOPPANグループは、印刷テクノロジーを基盤として、大きく次の3つの事業分野を展開しています。
- 情報ソリューション:デジタルビジネス、BPO、セキュアメディア、コミュニケーションメディアなど
- 生活・産業:パッケージや建装材など
- エレクトロニクス:半導体・ディスプレイ関連など
2025年3月期の連結売上高構成を見ると、情報コミュニケーション分野が52.3%、生活・産業分野が31.4%、エレクトロニクス分野が16.3%となっています。
TOPPANというと印刷会社のイメージを持つ方もいるかもしれませんが、現在はデジタル・BPOからパッケージ、半導体・ディスプレイまで幅広い事業を展開しています。
② デジタル・BPO・セキュリティにも事業を拡大
情報ソリューション分野では、企業や自治体などが抱える課題に対して、デジタル技術やBPO、セキュリティなどを組み合わせたサービスを提供しています。
一方で、TOPPANの特徴を「DX・公共分野だけ」と捉えるのは適切ではありません。
エレクトロニクス分野では、印刷で培った微細加工技術や表面処理技術などを応用し、半導体やディスプレイ関連の事業も展開しています。
転職を検討する際は、IT・DX系の職種だけでなく、営業、企画、技術、研究開発、製造など、自分の経験を活かせる領域がないか確認してみましょう。
TOPPANの事業内容・年収・選考対策・志望動機については、以下の記事で詳しく解説しています。
大日本印刷(DNP)の特徴
① 3つの事業部門で幅広いビジネスを展開
DNPは、「印刷と情報(P&I)」の強みを活かし、現在は次の3つの事業部門を展開しています。
- スマートコミュニケーション:イメージングコミュニケーション、情報セキュア、コンテンツ・XR、出版、教育など
- ライフ&ヘルスケア:モビリティ・産業用高機能材、メディカル・ヘルスケア、包装、生活空間など
- エレクトロニクス:デジタルインターフェース、半導体関連など
2025年3月期の連結売上高構成では、スマートコミュニケーション部門が49.0%、ライフ&ヘルスケア部門が34.0%、エレクトロニクス部門が17.0%となっています。
出版やパッケージといった身近な領域だけでなく、BPO・認証セキュリティ、モビリティ、高機能材料、半導体など、DNPの事業領域は幅広くなっています。
② エレクトロニクス・高機能材料にも強み
DNPのエレクトロニクス部門では、印刷技術から発展した微細加工技術などを活用し、半導体製造用フォトマスクやディスプレイ関連製品などを展開しています。
また、ライフ&ヘルスケア部門では、パッケージだけでなく、リチウムイオン電池用バッテリーパウチやモビリティ関連の高機能材、メディカル・ヘルスケアなどにも事業を広げています。
そのためDNPへの転職を検討する際も、「出版・印刷会社」というイメージだけで判断せず、自分の専門性とDNPの事業・募集職種がどのようにつながるのかを確認することが重要です。
DNPの事業内容・年収・選考対策・志望動機については、以下の記事で詳しく解説しています。
TOPPANとDNPの比較表
TOPPANとDNPには共通する事業領域が多い一方、事業の分類や製品・サービスの構成には違いがあります。
両社の主な事業を比較すると、以下のようになります。
| 比較項目 | TOPPAN | DNP |
|---|---|---|
| 主な事業区分 | 情報ソリューション/生活・産業/エレクトロニクス | スマートコミュニケーション/ライフ&ヘルスケア/エレクトロニクス |
| デジタル・情報 | デジタルビジネス、BPO、セキュアメディアなど | BPO、認証・セキュリティ、コンテンツ・XR、DXなど |
| 生活・産業関連 | パッケージ、建装材など | パッケージ、モビリティ・高機能材、生活空間、メディカル・ヘルスケアなど |
| エレクトロニクス | 半導体、ディスプレイ関連 | 半導体、ディスプレイ・光学フィルム関連など |
| 売上構成で最大の分野※ | 情報コミュニケーション:52.3% | スマートコミュニケーション:49.0% |
※2025年3月期の連結売上高構成をもとに記載。
両社を比較すると、TOPPAN・DNPともに情報関連事業が売上高の約半分を占め、生活・産業関連とエレクトロニクスにも事業を展開しているという共通点があります。
そのため、「TOPPANは安定性、DNPは技術力」といった企業イメージだけで転職先を選ぶのではなく、希望する事業領域・仕事内容・募集職種を比較することが重要です。
このあと、両社の業績や将来性、中途採用についても詳しく比較していきます。
TOPPANとDNPの業績・将来性を比較
TOPPANとDNPへの転職を考える場合、現在の年収だけでなく、会社が今後どの事業を成長させようとしているのかも確認しておきたいポイントです。
両社とも従来の印刷事業だけに依存するのではなく、デジタルやエレクトロニクス、高機能製品などの成長領域へ事業を広げています。
また、TOPPAN・DNPともに2026年度から新たな中期経営計画をスタートしており、今後の成長に向けた事業ポートフォリオの見直しや成長投資を進めています。
TOPPANの将来性|3事業の収益力向上を目指す
TOPPANグループは、2026年度から2028年度を対象とする「中期経営計画2028」を策定しています。
新しい中期経営計画では、情報ソリューション・生活産業・エレクトロニクスの3事業について、収益力を高めていく方針です。
特に注目したいのがエレクトロニクス事業です。
TOPPANは半導体パッケージ事業の高収益化・成長を進めており、2031年度には情報ソリューション・生活産業・エレクトロニクスの3事業で、利益規模を同水準にすることを目指しています。
一方で、成長事業へ投資するだけでなく、低成長・低収益事業については構造改革を進める方針も示しています。
つまりTOPPANの将来性を見る際には、単純に「印刷からDXへ移行している企業」と捉えるのではなく、デジタル・生活産業・半導体など複数の事業を成長させながら、事業ポートフォリオそのものを変革している段階と理解するとよいでしょう。
DNPの将来性|注力事業への投資と収益性向上を進める
DNPも2026年度から2028年度を対象とする新たな中期経営計画をスタートしています。
DNPは、印刷と情報の強みを掛け合わせた独自の「P&I」を強みとして、成長が期待できる注力事業への積極投資を進める方針です。
一方で、新しい価値の創出だけでなく、既存事業の構造改革による収益性の強化も進めています。
特にエレクトロニクス分野では、半導体関連などの注力事業による利益成長を計画しています。
そのためDNPについても、「出版や印刷を中心とする企業」という従来のイメージだけではなく、エレクトロニクスや高機能製品などを含めた成長領域への事業拡大を進めている企業として見る必要があります。
将来性でTOPPANとDNPのどちらを選ぶ?
TOPPANとDNPはともに、印刷で培った技術や顧客基盤を活かしながら、デジタル・エレクトロニクスなどの成長領域へ投資しています。
そのため、現時点で「TOPPANの方が将来性がある」「DNPの方が成長企業である」と単純に優劣をつけることはできません。
転職先として比較するのであれば、会社全体の成長性だけでなく、
「自分が応募する事業は今後の成長領域なのか」
「その事業へどの程度投資しているのか」
「自分の経験・スキルを活かせる職種があるのか」
まで確認することが重要です。
TOPPAN・DNPともに事業ポートフォリオの変革を進めているため、転職では会社名だけで判断せず、応募する事業・職種の位置付けまで確認して比較することをおすすめします。
あなたに合うのはどっち?TOPPANとDNPの向いている人タイプ
TOPPANとDNPは事業領域が重なる部分も多いため、「このタイプなら必ずTOPPAN」「このタイプならDNP」と単純に分けることはできません。
ただし、これまで見てきた事業内容や今後の戦略を踏まえると、自分が携わりたい事業や活かしたい経験から転職先を絞り込むことはできます。
TOPPANが向いている人
TOPPANは、次のような分野に関心がある方にとって、検討したい企業の一つです。
- DX・BPO・セキュリティなどの情報ソリューションに携わりたい人
- パッケージや建装材などの生活・産業分野に関心がある人
- 半導体・ディスプレイなどのエレクトロニクス分野で経験を活かしたい人
- 幅広い事業領域の中から自分の専門性を活かせる仕事を探したい人
TOPPANは情報ソリューションだけでなく、生活・産業、エレクトロニクスまで幅広く事業を展開しています。
そのため、「社会インフラに関わりたいからTOPPAN」といった企業イメージだけで判断するのではなく、自分が希望する事業・職種と実際の募集ポジションを照らし合わせて判断することが重要です。
DNPが向いている人
DNPは、次のような分野に関心がある方にとって、検討したい企業の一つです。
- BPO・セキュリティ・コンテンツなどの情報関連事業に携わりたい人
- パッケージやモビリティ、高機能材、メディカル・ヘルスケアなどに関心がある人
- 半導体・ディスプレイなどのエレクトロニクス分野で経験を活かしたい人
- 「印刷と情報(P&I)」を応用した幅広い事業領域に関心がある人
DNPも出版やパッケージだけでなく、情報関連、ライフ&ヘルスケア、エレクトロニクスなど幅広い事業を展開しています。
そのため、DNPについても「ものづくり・技術系の会社」と限定して考えず、自分の経験・スキルを活かせる事業や職種があるかを確認することが大切です。
TOPPANとDNPの転職難易度は高い?
TOPPAN・DNPはいずれも経験者採用を実施していますが、中途採用の倍率や転職難易度を単純に比較できる公式データは確認できません。
また、両社とも幅広い事業・職種で採用を行っているため、「TOPPANの方が転職しやすい」「DNPの方が難しい」と会社単位で判断するのは適切ではありません。
中途採用では、応募するポジションによって求められる経験やスキルが異なります。
そのため、転職難易度を判断する際は、企業全体の知名度だけではなく、
- 募集職種の必須条件を満たしているか
- 自分の経験・スキルと仕事内容が合っているか
- これまでの経験を入社後にどう活かせるか
といった点を確認することが重要です。
TOPPAN・DNPのどちらを受ける場合も、まずは実際の募集ポジションを確認し、自分の職務経験とのマッチ度から応募先を判断するとよいでしょう。
実際に転職した人の体験談も参考にする
TOPPAN・DNPへの転職を検討する際は、公式の求人情報だけでなく、実際に転職した人の体験談を参考にする方法もあります。
ONE CAREER PLUSでは、中途採用の選考体験談や転職体験談などを確認できます。
「どのような経験を持つ人が応募しているのか」「実際の選考ではどのような質問をされたのか」など、応募先を検討する際の参考情報として活用してみましょう。
ただし、募集職種や選考内容は時期によって異なるため、最新の情報は各社の公式採用ページや募集要項もあわせて確認してください。
TOPPAN・DNPの選考フロー
TOPPAN・DNPへの転職を検討する場合は、応募する会社や職種によって選考内容が異なる可能性があるため、最新の募集要項を確認することが重要です。
特にTOPPANはグループ内に複数の事業会社があるため、「TOPPANグループ」として選考フローを一括りにせず、実際の応募先を確認しましょう。
TOPPANの選考フロー
TOPPANグループでは経験者採用を実施していますが、選考内容は応募する会社や職種によって異なる可能性があります。
そのため、応募時には求人票や採用ページで、書類選考・適性検査・面接回数などを個別に確認することをおすすめします。
なお、TOPPANグループの企業によっては、書類選考、Web適性検査、一次面接、最終面接といった流れを公開しているケースもあります。
ただし、これはTOPPANグループすべての選考に共通するものではありません。
DNPの選考フロー
DNPは、キャリア採用の基本的な選考フローを公式サイトで公開しています。
エントリー → 書類選考 → 面接・適性検査 → 内定
DNPの募集要項では、エントリー後に書類選考、複数回の面接、適性検査を実施するとされています。
また、面接ではこれまでの経験や今後のキャリアについて確認すると説明されています。
なお、実際の選考内容は応募する職種などによって異なる可能性があるため、応募時には最新の募集要項も確認しましょう。
実際の選考体験談も確認しておく
公式の採用情報では基本的な選考フローを確認できますが、実際の面接でどのような質問をされたのか、どのように選考が進んだのかまでは分からない場合があります。
そのため、公式情報に加えて、実際の選考事例も確認しておきたい方は、ONE CAREER PLUSの選考体験談も参考になります。
ただし、面接内容や選考フローは職種・部門・時期によって異なる可能性があります。体験談をそのまま鵜呑みにするのではなく、想定質問を増やしたり、自分の回答を整理したりするための補足情報として活用するとよいでしょう。
TOPPAN・DNPの選考対策
TOPPAN・DNPの選考を受ける場合、まず重要なのは「印刷業界だから」という大きな括りだけで企業研究を終わらせないことです。
これまで見てきたとおり、両社とも現在はデジタル・BPO・セキュリティ、パッケージ、エレクトロニクスなど幅広い事業を展開しています。
そのため、応募する事業や職種を理解したうえで、自分の経験・スキルをどのように活かせるのかを整理しておきましょう。
① 「なぜTOPPAN・DNPなのか」を具体化する
志望動機を考える際は、単に「大手企業だから」「事業が安定していそうだから」といった理由だけで終わらせないことが大切です。
まずは、
- なぜこの業界・事業に興味を持ったのか
- なぜTOPPANまたはDNPなのか
- どの事業・職種に携わりたいのか
- これまでの経験をどのように活かせるのか
という順番で整理してみましょう。
特にTOPPANとDNPは共通する事業領域も多いため、企業名だけを入れ替えても成立する志望動機ではなく、応募先の事業・製品・サービス・募集職種まで踏み込んで理由を説明できる状態を目指すことが重要です。
例えばDX関連の職種へ応募する場合でも、「DXに携わりたい」だけではなく、
「これまで○○の業務改善に携わってきた経験を活かし、貴社の○○事業で△△に貢献したい」
というように、自分の経験と応募先の仕事内容をつなげて整理すると、志望理由が具体的になります。
② 職務経歴と募集ポジションの接点を整理する
中途採用では、これまでの経験を整理するだけでなく、その経験が応募するポジションでどのように活かせるのかを説明できるようにしておくことが大切です。
例えば、以下のような観点から整理してみましょう。
- これまで担当した業務やプロジェクト
- 自分が担った役割
- 課題に対してどのように行動したか
- どのような成果につながったか
- その経験を応募先でどう活かせるか
DNPは公式のキャリア採用ページでも、面接で「これまでの経験」や「今後のキャリア」について確認すると説明しています。
そのため、職務経歴書に書いた内容については、具体的なエピソードを交えて説明できるように準備しておくとよいでしょう。
TOPPANについても、応募する求人の仕事内容や求める経験を確認し、自分の職務経歴との接点を整理しておくことをおすすめします。
③ 志望動機は「事業理解 × 経験 × 入社後の貢献」で作る
TOPPAN・DNPの志望動機を作る際は、次の3つを組み合わせると整理しやすくなります。
事業理解 × 自分の経験・強み × 入社後に実現したいこと
例えば、IT・DX系のポジションであれば、
「前職で業務システムの導入・改善に携わった経験を活かし、貴社の○○事業で顧客の業務変革に貢献したい」
といった形です。
技術・研究開発系であれば、
「これまで培った○○の技術・研究経験を活かし、貴社の○○分野における製品開発に貢献したい」
というように、自分の専門性と応募先の事業を結びつけます。
重要なのは、例文をそのまま使うことではありません。
実際に応募する求人を確認し、「なぜこの会社なのか」「なぜこの職種なのか」「自分がどのように貢献できるのか」を自分の言葉で説明できる状態にしておきましょう。
TOPPAN・DNPへの転職で確認しておきたいポイント
TOPPAN・DNPは幅広い事業を展開しているため、同じ会社でも募集する部門や職種によって仕事内容や求められる経験は異なります。
そのため、転職活動では企業名だけで応募先を選ぶのではなく、求人単位で仕事内容・応募条件・給与条件を確認することが重要です。
特に確認しておきたいのは、
- 募集している会社・事業部門
- 具体的な仕事内容
- 必須・歓迎とされる経験やスキル
- 給与・勤務地などの条件
- 自分の経験との接点
です。
また、選考体験談や転職エージェントから得られる情報を参考にする方法もあります。
選考体験談では過去に聞かれた質問や選考の進み方などを確認できる場合がありますが、応募する職種や時期によって選考内容は変わる可能性があります。そのため、公式の採用情報を基本とし、体験談は補足情報として活用するのがおすすめです。
転職エージェントを利用する場合も、紹介される求人やサポート内容はサービスや求人によって異なります。
複数の情報源を確認しながら、自分の経験を活かせるポジションを探していきましょう。
TOPPAN・DNPのように募集職種が幅広い企業では、自分の経験に合う求人を比較したうえで応募先を検討することが重要です。
まとめ|結局TOPPANとDNPのどっちを選ぶべき?
TOPPANとDNPは、どちらも印刷で培った技術を起点に、デジタル・BPO・セキュリティ、パッケージ、エレクトロニクスなど幅広い事業を展開しています。
そのため、「TOPPANとDNPのどちらが上か」という基準だけで転職先を選ぶのではなく、自分が携わりたい事業・職種から比較することが重要です。
年収については、2026年3月期の平均年間給与ではDNPがTOPPAN株式会社を上回っています。ただし、平均年間給与は会社全体の平均値であり、中途採用時の給与条件を示すものではありません。
また、将来性についても、TOPPAN・DNPともにデジタルやエレクトロニクスなどの成長領域へ投資しており、単純にどちらか一方が優れているとはいえません。
転職先を選ぶ際は、
「どの事業に携わりたいのか」
「これまでの経験・スキルをどこで活かせるのか」
「実際にどのような職種が募集されているのか」
という3つの視点から比較してみましょう。
そして、応募する企業が決まったら、事業内容や募集職種を理解したうえで、「なぜTOPPAN・DNPなのか」「自分の経験を入社後にどう活かせるのか」を整理しておくことが大切です。
公式の採用情報だけでなく、実際の選考を経験した人の体験談も参考にすると、面接の進め方や過去に聞かれた質問など、選考対策に役立つ情報を確認できます。
ただし、選考内容は応募する職種や時期によって異なるため、体験談はあくまで参考情報として活用しましょう。




