フェルミ推定の例題【実践編】|コンサル面接で評価される考え方を徹底解説
こんにちは。
この記事では、コンサル転職の面接で実際に評価されやすいレベルのフェルミ推定を、
「思考プロセス重視」で解説します。
ネット上によくあるフェルミ推定は、
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題材が簡単すぎる
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仮定が雑
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「計算しただけ」で終わっている
というケースが少なくありません。
本記事では
「なぜその数字を置くのか」
「面接官はどこを見ているのか」
まで踏み込みます。
フェルミ推定で面接官が見ている3点
最初に重要な前提です。
コンサル面接で見られているのは「正解」ではありません。
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仮定が妥当か
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分解の切り口が論理的か
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数字を使って説明できているか
この3点です。
例題① 日本のキャッシュレス決済額(年間)を推定せよ
Step1:市場を分解する
日本のキャッシュレス決済額
= 人口 × 1人あたり年間決済額 × キャッシュレス比率
Step2:人口を置く
日本の人口:
約 1.2億人
Step3:1人あたり年間消費額を推定
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月の生活費(家賃除く):約10万円
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年間消費額:
10万円 × 12ヶ月 = 120万円
Step4:キャッシュレス比率を仮定
日本は現金文化が残るため、
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クレカ・QR・電子マネー合算
→ 40%程度 と仮定
Step5:計算
1.2億人 × 120万円 × 40%
= 約57.6兆円
結論
日本の年間キャッシュレス決済額は
約60兆円規模と推定される
面接官視点の評価ポイント
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「決済額=人口×消費×比率」という分解ができている
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日本特有の事情(現金文化)を考慮している
👉 戦略コンサルではこの“前提の置き方”が最重要
例題② 東京23区にあるコンビニの年間売上総額を推定せよ
Step1:構造を分解
年間売上
= 店舗数 × 1店舗あたり売上
Step2:店舗数を推定
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東京23区人口:約1,000万人
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コンビニ1店舗あたり商圏人口:2,500人と仮定
1,000万人 ÷ 2,500人
= 約4,000店舗
Step3:1店舗あたり売上
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1日の来客数:800人
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客単価:700円
1日売上:
800 × 700円 = 56万円
年間:
56万円 × 365日 ≒ 2億円
Step4:計算
4,000店舗 × 2億円
= 約8,000億円
結論
東京23区のコンビニ年間売上は
約0.8兆円規模
面接官が評価する点
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「人口→店舗→売上」の段階分解
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現実的な客単価・来客数設定
例題③ 日本のサブスクリプション動画市場規模を推定せよ
Step1:分解
市場規模
= 世帯数 × 利用率 × 月額料金 × 12ヶ月
Step2:世帯数
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日本の世帯数:約5,000万世帯
Step3:利用率を仮定
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Netflix / Amazon Prime / U-NEXT 等
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複数加入も考慮しつつ
→ 50%が何らか利用
Step4:月額料金
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平均:1,500円と仮定
Step5:計算
5,000万 × 50% × 1,500円 × 12
= 約4.5兆円
結論
日本の動画サブスク市場は
約4〜5兆円規模
フェルミ推定ができる人=コンサル適性が高い理由
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抽象→具体に落とせる
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不確実な状況で仮説を立てられる
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数字で説明できる
これらは そのままコンサル業務です。
フェルミ推定対策は「独学」より「情報の質」
実際、私は面接前に
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どんなフェルミが出やすいか
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どこで詰まりやすいか
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面接官が何を重視するか
を 転職エージェント経由で事前に把握していました。
過去の選考データを持っているため、
準備効率がまったく違います。
👉 コンサル志望なら、最初に情報を取りに行くのが近道です。
まとめ|フェルミ推定は「型」で差がつく
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正解は不要
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仮定の妥当性が命
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分解 → 計算 → 解釈
この型を身につければ、
ケース面接全体が一気に楽になります。
今後も
✔ より実践的なフェルミ
✔ MBB・BIG4想定問題
を追加していきます。


