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コンサル転職_ケース面接

面接対策

こんにちは!
最近コンサル業界に転職される方かなり多いですね!
ES通過するだけで凄いのですが、面接時に行われるケース面接が鬼門です。
しかし、少し予習してフレームワークさえ理解できていれば
誰でも解けると思いますので、そこらへんまとめてみました:)

例題と解き方も解説しとります:)


 

ケース面接とは

実際のビジネスの問題やシナリオを提示し、その問題に対してどのようにアプローチして解決策を導き出すかを評価する面接の形式です。この形式は特にコンサルティング業界や戦略職でよく用いられますが、最近では他の業界でも採用されることがあるようです。

ケース面接の特徴

①ビジネス課題が提示される:
 企業が直面している問題や、業界のトレンドに関する問題であることが多い傾向です。
②解決策のプロセスを重視:
 問題をどう分析し、どのような情報を収集して、どのアプローチを取るかのプロセスを見ています。
 問題を分解し、論理的なフレームワークを用いて解答を導くことが求められます。
③数値計算やデータ分析:
 数値を使って仮設し結果を予測するため、定量的な数値導き出すための計算式などプロセスを
 理解しておく必要があります。
④質疑応答:
 面接官から質問があるため、必要な情報を整理し論理的に応対する必要があります。

 

ケース面接フロー


ケース面接は一般的に以下の流れで実施されます。
私は自己紹介したら、さあ、ケース面接やろうか!と言われて
いきなり始まったこともありました。

フロー
①問題の提示:
 面接官がビジネスの問題やシナリオを説明します。
②問題の理解と質問:
 質問を通じて、必要な情報を集めたり、質問時間で頭の整理をするなど
 重要な時間となります。
③問題解決のアプローチ:
 論理的に問題を構造的に分解し、3CやSWOT分析などを使用して課題解決まで導きます。
④課題解決の回答:
 答えを提示し、その根拠や分析過程を数字を用いて明確に伝えることが求められます。
⑤フィードバックと質疑応答:
 面接官が回答の内容や進行の過程についてフィードバックを行うことがあります。
 またプロセス工程の質問もありますので論理的に答えられるようにしましょう。

特に②問題の理解と質問工程が重要かと思いました。
前提条件はある程度固めときたいので、「ターゲット市場は?」や「競合は?」、「施策期間は?」など
私は質問していました。
基本的に全部あなたが自由に設定していいですよと言われることが多かったのですが。。

私が面接に進む前にはどのような面接内容か、どのようなケース面接が出題される傾向にあるかなど
エージェントの方に質問していました。
過去の応募者情報を持っているため、準備段階では参考にしてみるのもいいと思います:)


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ケース面接例題


例題
あなたの会社は新しい国で自社製品を販売することになりました。参入に成功させるための戦略とは?

解答例
売上を上げるなどではなく。参入に成功させる戦略なので、『売上=製品数×購買者数×単価』などの計算は不要なケースとなっております。
また自社製品はなんでも良いと言われることがありますので自社製品=スマホとします。
製品によってやり方はいろいろあると思いますので、アプリなのか、食品系なのか、一度イメージして流れに沿って解答いただければと思います。

解答例

まず参入に必要な要素である、市場分析を通したターゲット層の確定を行い、参入戦略を策定する流れが良いと思います。
市場分析における市場規模や成長性の判断材料として政府などのレポートからの情報を参考にしたり、市場成長率を測るCAGRという指標を使います的なことを言います。
また競合分析としてSWOT分析を用いて、参入する市場状況を確認します。
次にターゲット層ですが、勝手にフィリピンとかにして30代以下の男女と設定します。フィリピンは若年層の割合が高いからです。
次に戦略の策定となりますが、製品の差別化戦略や価格戦略、流通戦略、マーケティング戦略など様々あります。
私はここから差別化戦略とマーケティング戦略に重きを置きました。
フィリピン人がSNSが大好きなこと→SNSを無料で使用可能である、SNS広告を見て商品を購入する人が多い点から
キャンペーン施策を活用するなどと伝えて戦略としました。
かなり誰でも考えれそうな感じですが、初期投資が必要なため、ROI(投資収益率)や利益予測を計算しながら、初回キャンペーン施策を打つこと、
政治的なリスクや文化的リスクも洗い出したリスク分析も行うなどと補足して、深みを持たせました。

参入ステップとして、市場分析、ターゲット市場・層分析、参入戦略策定、財務計画、リスク分析などが必要という理解のもと、計算やフレームワークを活用するという内容を盛り込んで論理性を持たせれば問題ないと考えております。

練習してケース面接に慣れよう


色々なパターンのケース課題やフェルミ推定がありますので、慣れるために練習が必要です。
慣れてくると、あ、このパターンだなとテンプレに当てはめるだけでできると思います。
コンサル業界を受ける人はほとんど以下の本でまず練習していると思います。(私も持っています。)

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート 50の厳選フレームワークで、どんな難問もスッキリ「地図化」

他の例題も出していきたいのでよろしくお願いします!:)

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